"Vibe Coding"(バイブ・コーディング)── Andrej Karpathy 氏の言葉として広がった、AIエージェントとリズムを合わせる新しいプログラミングのスタイルです。 "雰囲気でコーディングする" と訳されることも多いですが、それだけで終わると業務では機能しません。
この記事では、私たちが実務で実践している "バイブ・コーディングを業務に落とす" ためのチームプラクティスを紹介します。
1. 最初に "撤退条件" を決める
AI と一緒に勢いで作っていると、どこで止めるかが曖昧になります。 "この機能が動かなかったら一旦戻す" "1時間でこの形にならなかったら別アプローチ" ── そういう判断条件を最初に書いておくと、AIに対しても自分に対しても、節度が保てます。
2. "動くもの" を最小単位で出す
ハロー・ワールドより少し大きい、しかし業務シナリオが1つ通る最小のデモを早く出します。 長い要件定義は禁物。"このデモで、現場と話す" ことを目的にする。
3. テストを AI に書かせる
雰囲気で書いたコードに、雰囲気で書かれたテストが付くと最強です。 自分で書く時間の半分以下で、しかも見落としが減ります。
4. 動かす場所をすぐ用意する
ローカルで完結させない。Vercel に上げて URL で共有する。 動くものは、共有された瞬間に議論を生みます。
5. "AIが間違える領域" を人が分担する
ブランドの肌触り、業務固有の慣習、責任を持つべき数字 ── ここは人間がフォローします。 その代わり、ボイラープレートはぜんぶ AI に任せる。
"バイブだけで終わらせないために、バイブ以外の足場を整える。"
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